1991年に結成された室内オーケストラで、通称”TAO”(たお)の名称で親しまれています。
団員は約30名。早稲田大学交響楽団(通称ワセオケ)、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ(通称ワグネル)等の大学オーケストラ首席経験者が中心となって組織されました。
指揮者をおかないオーケストラとしてはアメリカの「オルフェウス室内管弦楽団」が有名ですが、TAOも彼ら同様、指揮者なしでメンバーがリハーサルセッ ションを重ね、十分な時間と研究を重ねて音楽を造り上げていきます。「コア」と呼ばれるメンバーがそれぞれ責任を持ちコンセンサスを醸成していく手法は、 組織を運営する手法として「オルフェウス・プロセス」と呼ばれ、経営学の分野でも注目されています。
メンバーは全員が職業を持ちながら休日の活動として音楽活動を真摯に続けている30代が中心です。アマチュアながら、コンクールに入賞するものや海外での演奏経験のあるもの、室内楽活動を行っているメンバーもおり、私たちの演奏レベルは非常に高く評価いただいています。
定期演奏会として春と秋の年二回の自主コンサートを開催しています。演奏会毎のレパートリーの選択は常にチャレンジングな曲を選択するように心がけ、ユニークなコンセプトとテーマを演奏会毎に持ち続けています。
(「ドイツ音楽に寄す」「フランス・エスプリへの憧憬」など)結成以来、バッハ、ハイドン、モーツァルト等のバロック・古典から、シューベルト、ドヴォル ザーク、チャイコフスキー等のロマン派、リヒャルト・シュトラウス、ストラヴィンスキー、シェーンベルク等の近代曲と意欲的に幅広いレパートリーに挑戦し てきました。多様なレパートリーに対応するため、弦楽合奏、管楽合奏等、柔軟性に富んだ編成をその都度組んでいます。
最新情報
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